「気が入る」とは、集中して取り組む気持ちになるという意味の慣用句です。やる気が出る、気持ちが前向きになる、真剣に取り組むようになるなどの意味合いが含まれます。
語源
「気が入る」の語源は、江戸時代頃と考えられています。「気」は、心や気持ちを表す言葉です。「入る」は、心が集中するという意味で使われています。
意味
「気が入る」は、以下のような状況で使われます。
- 勉強や仕事に集中し始める
- 趣味やスポーツに熱中する
- 目標に向かって努力し始める
- 何かを成し遂げようと決意する
例文
- 先生の話に、生徒たちは真剣に「気が入っていた」。
- 試合が近づくと、選手たちは緊張感が高まり、「気が入ってきた」。
- 彼は、新しいプロジェクトに「気が入り」、徹夜で作業を続けた。
- 資格試験に合格するため、毎日「気が入り」、勉強に励んだ。
類義語
- 集中する
- 熱中する
- 頑張る
- 努力する
- 意欲的になる
英語表現
- get motivated
- get focused
- get into it
- put one's mind to it
- be determined
まとめ
「気が入る」は、やる気が出て、集中して取り組む様子を表す際に使える便利な慣用句です。目上の人に対して使うこともできます。
以下は、「気が入る」を使った例文です。
- 今日は重要な会議があるので、朝から「気が入っている」。
- 彼は、新しい恋人に夢中になり、仕事にも「気が入っている」ようだ。
- 難しい課題だったが、先生のおかげで「気が入り」、なんとか解くことができた。
- 諦めずに努力すれば、必ず「気が入り」、目標を達成できる。
参考URL:
気(き)の慣用句・熟語 - goo国語辞書