「手を染める」とは、悪いことをするという意味があります。
- 悪いことをする
殺人、窃盗、汚職などの犯罪行為に手を染めることを意味します。悪いことに加担したり、関わったりすることを表す際に使われます。
例文
- 彼はギャンブルに手を染め、借金が膨らんでしまった。
- 政治家は汚職に手を染め、失職した。
- マフィアは、麻薬取引に手を染めている。
- 新しいことに挑戦する
これまで経験したことのないことに挑戦したり、新しい事業を始めたりすることを意味します。積極性やチャレンジ精神を表す際に使われます。
例文
- 彼は、新しい料理に手を染め、料理教室に通い始めた。
- 会社は、海外市場に手を染めるために、新しい部署を立ち上げた。
- 私は、絵画に手を染め、独学で絵を描いている。
どちらの意味なのかは、文脈によって判断する必要があります。
「手を染める」という表現は、悪いことと新しいことという、相反する2つの意味を持っています。
悪いことに手を染めることは、自分自身や周囲の人を傷つける可能性があります。一方、新しいことに手を染めることは、自分自身を成長させるチャンスとなります。
どちらの意味で使うかは、状況をよく考えて判断することが大切です。
以下、「手を染める」の類義語を紹介します。
- 犯罪に手を染める
- 悪事に手を染める
- 悪行に手を染める
- 悪事を働く
- 悪徳
- 悪名
- 汚職
- 堕落
- 腐敗
対義語
- 善行を積む
- 功徳を積む
- 徳を積む
- 慈善活動をする
- ボランティア活動をする
- 貢献する
- 寄付する
- 奉仕する
- 献身する
参考URL:
「足を洗う」? 「手を染める」?|NHK放送文化研究所