「鼻の下が長い」とは、性格や行動を指す比喩的な言葉です。
- 顔の造作を指す
鼻と上唇の間にある溝(人中)が長いことを指します。人中の長さは、顔全体のバランスや印象に影響を与えると言われています。
例文
- 彼の人は、鼻の下が長く、ちょっと間の抜けた顔つきをしている。
- 彼女は、鼻の下が長いのがコンプレックスで、いつもマスクをしている。
- 外国人の中には、鼻の下が長い人が多い。
- 性格や行動を指す
お調子者で、軽はずみな言動をする人を指す比喩表現です。おしゃべりやお調子者という意味合いを含む場合があります。
例文
- 彼は、鼻の下が長く、いつも調子に乗ってばかりだ。
- あの子は、鼻の下が長く、すぐ嘘をつく。
- 彼らは、鼻の下が長く、いつもくだらないことを喋っている。
どちらの意味なのかは、文脈によって判断する必要があります。
「鼻の下が長い」という表現は、外見や性格を揶揄するニュアンスを含む場合があります。使う際には、相手を不快にさせないように注意が必要です。
以下、「鼻の下が長い」の類義語を紹介します。
- 人中が長い
- お調子者
- 軽はずみ
- 軽薄
- 浮ついた
- 浅はか
- おしゃべり
- 口が軽い
- 饒舌
対義語
- 人中が短い
- 落ち着いている
- 慎重
- 思慮分別がある
- 寡黙
- 無口
- 沈黙
英語表現
- long philtrum
- chatterbox
- blabbermouth
- gossip
- busybody
- lightweight
- flippant
- frivolous
- imprudent
まとめ
「鼻の下が長い」という言葉は、顔の造作と性格や行動の2つの意味を持つ慣用句です。
使う際には、文脈をよく理解し、相手を不快にさせないように注意することが大切です。