「歯牙にも掛けない」とは、取るに足らないものとして無視するなどの意味を持つ慣用句です。
- 全く相手にしない
- 取るに足らないものとして無視する
- 重要視しない
読み方
- しがにもかけない
語源
- 歯牙は、歯と牙のことで、噛み砕いて処理するという意味から、「相手にしない」という意味になったと考えられています。
類義語
- 無視する
- 相手にしない
- 見下す
- 馬鹿にする
- 鼻にもかけない
対義語
- 重視する
- 真剣に受け止める
- 耳を傾ける
- 尊重する
例文
- 彼は周りの批判を歯牙にも掛けずに、自分の道を進んだ。
- 彼女は彼氏に冷たくされて、歯牙にも掛けられなくなった。
- あの人は権力者を歯牙にも掛けずに、意見を主張した。
注意点
- 「歯牙にも掛けない」は、相手や物事に対して、非常に否定的な態度を示す表現です。
- 使用する際は、相手に不快感を与えないように注意が必要です。