「目鼻が付く」は、物事がほぼできあがるという意味

「目鼻が付く」は、物事がほぼできあがるという意味があります。

  1. 顔立ちが整っている

「目」と「鼻」は、顔の中でも特に重要なパーツです。

この二つのパーツが整っているということは、顔全体が整っていて、美しい顔立ちをしているという意味になります。

例文

  • あの子は目鼻が付いていて、美人だね。
  • この彫刻は目鼻が付いていて、まるで生きているようだ。
  1. 物事がほぼできあがる

「目」と「鼻」は、顔の中で最も目立つパーツです。

この二つのパーツができあがれば、顔全体の輪郭がはっきりとして、顔らしくなるという意味になります。

転じて、物事の全体像がほぼ出来上がり、完成に近づいたことを表すようになりました。

例文

  • 計画はまだ目鼻が付いていない。
  • 論文の目鼻は付いたけれど、まだ書き上げないといけない。
  • 交渉はまだ目鼻が付いていないが、来週には決着するだろう。

どちらの意味で使われているかは、文脈によって判断する必要があります。

「顔」や「人物」に関する文脈であれば、1の意味である可能性が高いです。

「計画」や「仕事」など、顔に関係ない文脈であれば、2の意味である可能性が高いです。

なお、「目鼻が付く」は、「目鼻がつく」とも表記されます。

意味や用法は同じですが、「目鼻が付く」の方が一般的です。

以下は、「目鼻が付く」の類義語です。

  • 顔立ちが整っている:美人、美男子、整った顔立ち
  • 物事がほぼできあがる:形になる、具体化する、ほぼ完成する

以上、「目鼻が付く」の意味と使い方でした。

参考URL:
目鼻が付く(めはながつく)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

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