「苦虫を噛みつぶしたよう」とは、ひどく不愉快な顔をしている様子のことです。
意味:
- ひどく不愉快な顔をしている様子
- 苦々しい表情をしている様子
由来:
- 苦虫は、非常に苦い味がする虫です。
- その苦虫を噛み潰すと、想像を絶する苦味を感じるはず
- その苦味を連想させるような、非常に不愉快な表情を「苦虫を噛みつぶしたよう」と表現するようになりました。
詳細:
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この表現は、主に以下のような状況で使われます。
- 自分の思い通りにならないことがあったとき
- 嫌なことを聞かされたとき
- 怒っているとき
- 失望しているとき
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顔の表情としては、以下のようなものが挙げられます。
- 眉をひそめる
- 唇を曲げる
- 目を伏せる
- 顔をしかめる
類義語:
- 苦い顔
- 不機嫌な顔
- 怒った顔
- 嫌悪感
- 失望
対義語:
- 笑顔
- 幸せな顔
- 満足そうな顔
- 愉快な顔
使い方:
- 「苦虫を噛みつぶしたような」は、人の表情を直接的に描写する表現です。
- そのため、状況や人物に合わせて、適切な言葉遣いを心がける必要があります。
例:
- 上司のミスを指摘された彼は、苦虫を噛みつぶしたような顔をした。
- 彼女の浮気を知った彼は、苦虫を噛みつぶしたような顔で部屋を出た。
- 試験の結果が悪かった子供は、苦虫を噛みつぶしたような顔で帰宅した。
参考URL:
苦虫を噛み潰したような顔 | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス