「首尾一貫」は、始めから終わりまで方針や態度が変わらないことを意味する四字熟語です。
語源
- 「首」は、頭の意味です。
- 「尾」は、尻の意味です。
- 「一貫」は、筋が通っているという意味です。
つまり、「首尾一貫」という言葉は、頭から尻まで筋が通っているという意味になります。
意味
- 始めから終わりまで方針や態度が変わらない
- 筋が通っている
- 矛盾がない
- 一貫性がある
使い方
- 彼の主張は首尾一貫しており、説得力がある。(Kare no shuchō wa shubi ippan shしており、setsudoku ryoku ga aru.) - 彼の主張は首尾一貫しており、説得力がある。
- 彼女の仕事ぶりは首尾一貫しており、信頼できる。(Kanojo no shigotoburi wa shubi ippan shしており、shinrai dekiru.) - 彼女の仕事ぶりは首尾一貫しており、信頼できる。
- この政策は首尾一貫しており、国民の支持を得ている。(Kono seisaku wa shubi ippan shしており、kokumin no shiji o ete iru.) - この政策は首尾一貫しており、国民の支持を得ている。
例文
- 例文1: 社長は首尾一貫した経営方針を掲げ、会社を成長させた。(Shachō wa shubi ippan shita keiei hōshin o kakage, kaisha o seichō sasせた。) - 社長は首尾一貫した経営方針を掲げ、会社を成長させた。
- 例文2: 彼は首尾一貫した信念を持って、困難に立ち向かった。(Kare wa shubi ippan shita shinnen o motte, konnan ni tachimukai tta.) - 彼は首尾一貫した信念を持って、困難に立ち向かった。
- 例文3: 彼女の物語は首尾一貫しており、最後まで引き込まれた。(Kanojo no monogatari wa shubi ippan shしており, saigo made hikikomareta.) - 彼女の物語は首尾一貫しており、最後まで引き込まれた。
類似のことわざ
- 一貫性
- 筋が通っている
- 矛盾がない
- 確固たる信念
- 不動心
英語表現
英語では、「首尾一貫」に相当する単一の表現はありませんが、状況に応じて以下のような表現を使い分けることができます。
- 始めから終わりまで方針や態度が変わらない: be consistent, be coherent, have integrity
- 筋が通っている: make sense, be logical, be sound
- 矛盾がない: be consistent with itself, be free of contradictions, be without flaws
その他
「首尾一貫」という言葉は、褒める言葉として使われることが多いです。
信頼できる人や、信念のある人を表現するときに効果的な言葉と言えます。
しかし、あまりにも杓子定規に使うと、融通がきかないという印象を与えてしまう可能性もあるので、状況に合わせて使い分けることが大切です。