「冥途の土産」とは、死んであの世へ行く際に持っていく土産物のことです。
意味:
- 死んであの世へ行く際に持っていく土産物。
- 死ぬ前にどうしても成し遂げたいことや、手に入れたいものを指す。
- 冗談交じりに、自分が死んでも構わないという覚悟を表す場合にも使われる。
読み方:
- めいどのみやげ
語源:
- 仏教の死後の世界である冥土に持っていく土産物という考え方から生まれた表現です。
使い方:
- 死ぬ前にどうしても成し遂げたいことを達成したときや、手に入れたいものを手に入れたときに使用します。
- 冗談交じりに、自分が死んでも構わないという覚悟を表す場合にも使用できます。
例文:
- 例文1:
長年探し求めていた古書をようやく手に入れた。これで冥途の土産ができる。
- 例文2:
孫の顔を見るまでは死ねない。これが私の冥途の土産だ。
- 例文3:
今日は散々だ。もう死んでもいいくらいだ。冥途の土産にラーメンでも食って帰るかな。
類義語:
- 遺言
- 遺志
- 最後の願い
- 懸念
- 心残り
対義語:
- 後悔
- 未練
- 心残り
その他:
- 「冥途の土産」は、日本語独特の表現です。
- 英語では「dying wish」「last wish」「bucket list」などの表現が近い意味になります。