「有終の美を飾る」とは、締めくくりが立派であるという意味です。
意味:
- 物事を最後まで立派にやり遂げ、素晴らしい結果を残すこと。
- 締めくくりが立派であること。
読み方:
- ゆうしゅうのびをかざる
語源:
- 中国の詩経「大雅・蕩」の一節「君子以文会友,以友輔仁」から由来。
使い方:
- 物事を最後まで立派にやり遂げたことを称賛したいときに使用します。
- 締めくくりが立派なことを強調したい場合にも使用できます。
例文:
- 例文1:
- 長年勤めた会社を、有終の美を飾るように退職した。
- 例文2:
- 選手は最後の試合で勝利し、有終の美を飾った。
- 例文3:
- 彼はプロジェクトを成功させ、有終の美を飾った。
類義語:
- 花道を飾る
- 掉尾を飾る
- 見事に締めくくる
- 完遂する
- 成し遂げる
対義語:
- 中途半端
- 不完全
- 失敗
- 後悔
その他:
- 「有終の美を飾る」は、日本語独特の表現です。
- 英語では「finish sth. on a high note」「go out with a bang」などの表現が近い意味になります。