「神も仏もない」は、慈悲深い神や仏も存在しない、厳しい状況という意味があります。
- 慈悲深い神や仏も存在しない、厳しい状況
- 災害や戦争などの悲惨な状況を表現するために使われます。
- 誰にも助けを求めることができず、絶望的な状況であることを表します。
例文
- 戦争で家族を失い、神も仏もない状況に陥った。
- 災害の被害は甚大で、神も仏もない光景が広がっていた。
- 病魔に苦しみ、神も仏もない気持ちになった。
- 大変厳しい、容赦ない
- 人や物に対して、厳しい態度や行動をとることを表現するために使われます。
- 情け容赦なく、非情な態度であることを表します。
例文
- 上司は神も仏もないように、厳しい言葉を投げかけた。
- 厳しい自然は、神も仏もないように人間を襲う。
- 彼は神も仏もない強さで、敵を打ち倒した。
注意
この慣用句は、ネガティブな意味合いで使われることが多いので、使う際には注意が必要です。
類義語
- 非情
- 冷酷
- 残酷
- 無慈悲
- 無情
対義語
- 慈悲深い
- 優しい
- 温かい
- 思いやりがある
- 人情深い
その他
- 「神も仏もない」は、江戸時代から使われている慣用句です。
- 仏教用語の「阿鼻地獄」に由来するとも言われています。
- 比喩的な意味で、「とても厳しい」「とても大変」という意味で使われることもあります。
例文
- この試験は神も仏もない難しさだ。
- 神も仏もない暑さで、外に出るのが嫌だ。