「烏の行水」とは、入浴時間が短いことのたとえ。
読み方: からすのぎょうずい
意味:
入浴時間が短いことのたとえ。
語源:
カラスは水浴びをする際に、さっと水に浸かってすぐに飛び出すことから、「烏の行水」という言葉が生まれたと考えられています。
使い方:
「烏の行水」は、以下のような状況で使われます。
- 入浴時間が短い人に対して、冗談や皮肉を込めて言うとき
- すぐに飽きてしまう人や、集中力が続かない人に対して言うとき
- 物事を最後までやり遂げることができない人に対して言うとき
例文:
- 彼のお風呂はいつも「烏の行水」で、5分もかからない。
- 彼は「烏の行水」のような性格で、すぐに飽きてしまう。
- 彼女の仕事は「烏の行水」で、最後までやり遂げることができない。
注意:
「烏の行水」という言葉は、単に入浴時間が短いだけでなく、物事を最後までやり遂げることができない というニュアンスを含む言葉です。そのため、相手によっては、不快に感じるケース も考えられます。使う相手や状況を考慮してから使用しましょう。
類義語:
- 短時間入浴
- 蜻蛉返り
- 腰掛け仕事
- 中途半端
- 三日坊主
対義語:
- 長時間入浴
- 温泉好き
- 最後までやり遂げる
- 完璧主義
- 継続力