「糠に釘」 とは、以下のような意味を持つ慣用句です。
意味:
- どんなに努力しても、効果が全くないこと。
- 手応えや効き目が全くないことのたとえ。
- 無駄な努力をすること。
由来:
- 糠は、米ぬかとも呼ばれ、米を精白した際に残る粉状のものです。糠は非常に細かい粒状のため、釘を打ち込んでも、全く手応えがなく、釘が刺さっているようには感じられません。
類義語:
- 豆腐に鎹、石に油、水掛け論、焼け石に水、徒労無功、泥牛入海、竹馬の夢
対義語:
- 功を奏する、効果テキメン、一攫千金
例文:
- 彼はずっと勉強しているのに、成績が上がらない。まるで糠に釘だ。
- 新しい広告キャンペーンを始めたが、売り上げは全く上がらない。糠に釘だったようだ。
- 政府の経済対策は、焼け石に水で、全く効果がない。
糠に釘 は、努力が報われないことの辛さを表す慣用句です。しかし、どんなに努力しても成果が出ないことがあるのも事実です。糠に釘 だと感じたら、一度立ち止まって、別の方法を試してみるのも良いかもしれません。
関連情報:
- 糠に釘 - goo辞書: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%B3%A0%E3%81%AB%E9%87%98/
- 糠に釘 - コトバンク: https://kotobank.jp/word/%E7%B3%A0%E3%81%AB%E9%87%98-593973
参考URL:
糠に釘(ぬかにくぎ)とは? 意味や使い方 - コトバンク