「同工異曲」とは、 やり方や方法は違うが、本質や結果は同じであること。
意味:
- やり方や方法は違うが、本質や結果は同じであること。
- 表現方法や着眼点は異なるが、根底にある考えや目的は共通していること。
由来:
- 中国の唐代の詩人・韓愈の「進学解」という文章から。
- 文章の中で、詩や文章の書き方は異なるが、趣は同じであるという意味で使われている。
例文:
- 絵画と音楽は、表現方法は異なるが、同工異曲の芸術である。
- 東西の哲学は、言葉や文化は異なるが、同工異曲の思想を持っている。
- 彼の研究方法は、私のものとは異なるが、同工異曲の結論に達した。
類義語:
- 異曲同工
- 異途同帰
- 相通じる
- 共通点がある
- 一致する
対義語:
- 異なる
- 相違する
- 対立する
- 矛盾する
- 反対する
英語表現:
- have the same goal
- share the same purpose
- be similar in essence
- be alike in principle
- be analogous
注意点:
- 「同工異曲」は、必ずしも良い意味で使われるとは限りません。
- 異なる方法や考え方を批判的に評価する場合にも使われます。
参考資料:
- 同工異曲 - goo辞書: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%90%8C%E5%B7%A5%E7%95%B0%E6%9B%B2/
- 同工異曲 - コトバンク: https://kotobank.jp/word/%E5%90%8C%E5%B7%A5%E7%95%B0%E6%9B%B2-580168
その他:
- 「同工異曲」は、日本語特有の表現です。
- 英語では、様々な表現を使って「同工異曲」という気持ちを伝えることができます。
例文
- 彼の絵画と私の音楽は、表現方法は異なるが、同工異曲の美しさを持っている。
- 東洋医学と西洋医学は、治療方法は異なるが、同工異曲の目的を持っている。
- 彼のプレゼンテーションと私のプレゼンテーションは、内容は異なるが、同工異曲の結論に達した。
同工異曲を見つけるためのヒント:
- 異なる視点から物事を考える。
- 共通点を見つける。
- 本質を見抜く。
- 多様な価値観を受け入れる。
- 類似点を探る。