「歯が立たない」とは、手ごわくて、どうにも対処できないという意味。
読み方: はがたたない
意味:
- 固くて噛むことができない。
- 手ごわくて、どうにも対処できない。
- 能力や力量が足りなくて、太刀打ちできない。
語源:
- 硬いものを噛むと歯が立たないことから、転じて、手ごわくて対処できない様子を表すようになった。
例文:
- このステーキは歯が立たないほど硬い。
- 難問すぎて、歯が立たない。
- 相手チームは強豪揃いで、うちのチームは歯が立たないだろう。
類義語:
- 手ごわい
- 太刀打ちできない
- 敵わない
- 為す術がない
- お手上げ
対義語:
- 簡単
- 楽勝
- 容易
- 朝飯前
使い方:
- 「歯が立たない」は、物や人、状況などに対して、自分の能力や力量が足りなくて、どうにも対処できないことを表現する時に使います。
- 具体的な対象がなくても、抽象的な概念に対しても使用できます。
例文解説:
- 例文1: ステーキが硬くて噛み切れない様子を、「歯が立たない」と表現しています。
- 例文2: 難問すぎて解けない様子を、「歯が立たない」と表現しています。
- 例文3: 相手チームが強すぎて勝てない様子を、「歯が立たない」と表現しています。
補足:
- 「歯が立たない」は、日本語の慣用句であり、英語で直訳しても意味が通じません。英語で同様の意味を伝える場合は、「too hard to handle」、「too powerful」、「out of my league」などの表現を使う必要があります。