「海老で鯛を釣る」とは、わずかな元手や労力で大きな利益を得ること。
読み方
えびでたいをつる
意味
わずかな元手や労力で大きな利益を得ること。
語源
元々「蝦で鯛を釣る」と表記され、「蝦」は「海老」の旧字です。餌となる小さな海老で、高級魚の鯛を釣るという故事から生まれました。
類義語
- 小利を捨てて大利を取る
- 鶏口牛後
- 小さな犠牲で大きな利益を得る
- 少ない投資で大きな成果を得る
- 一攫千金
例文
- 彼は少ない資金で起業したが、アイデアで勝負して海老で鯛を釣った。
- 彼女は勉強に集中するために遊びを断ち、海老で鯛を釣る結果となった。
- 新規事業は最初は赤字だったが、数年後には海老で鯛を釣るほどの収益を上げるようになった。
使い方
- 少ない元手や労力で大きな利益を得たことを褒めたい時に使う。
- 効率的な方法で成功を収めたことを表現したい時に使う。
注意
「海老で鯛を釣る」は、必ずしも悪い意味ではありません。少ない資源を有効活用して大きな成果を出すことを、肯定的に評価する場面でも使えます。
英語表現
- catch a big fish with a small bait
- make a big profit with a small investment
- kill two birds with one stone
- get the most bang for your buck
- turn a small investment into a big profit
参考URL:
海老で鯛を釣る - ウィクショナリー日本語版