「怪我の功名」とは、失敗や災難と思われたことが、思いがけなく良い結果をもたらすこと。
読み方
けがのこうみょう
意味
失敗や災難と思われたことが、思いがけなく良い結果をもたらすこと。
語源
類義語
- 災い転じて福となす
- 不幸中の幸い
- 禍福は糾える縄のごとし
- 塞翁が馬
- 失敗は成功のもと
例文
- 新製品は当初不評だったが、改良を重ねることで大ヒットとなった。まさに怪我の功名だ。
- 彼が怪我をしたおかげで、新しい才能を発掘することができた。
- 彼女は試験に落ちて落ち込んだが、その経験を活かして次の試験に合格できた。怪我の功名とはまさにこのことだ。
使い方
- 失敗や災難が、思いがけない良い結果をもたらしたことを表現したい時に使う。
- 不幸な出来事が、将来の成功につながる場合があることを示唆したい時に使う。
注意
「怪我の功名」は、必ずしも意図的に悪いことをして良い結果を得ようとするという意味ではありません。むしろ、失敗や災難を前向きに捉え、そこから学びを得ることで、より良い結果を生み出すことができるという考え方です。
英語表現
- A blessing in disguise
- Every cloud has a silver lining
- It's an ill wind that blows nobody any good
- Look on the bright side
- Turn lemons into lemonade