「杜撰」とは、物事がいいかげんで、誤りが多いこと。
読み方: ずさん
意味:
- 詩や文章に、典拠の確かでないことを書くこと。また、その詩文。
- 物事がいいかげんで、誤りが多いこと。手抜き。いい加減。
語源:
宋代の詩人・杜黙の詩が、多く韻律に合わなかったことから、誤まりが多い著作を意味するようになった。
類義語:
- いいかげん
- 雑
- 粗雑
- 不十分
- 不手際
対義語:
- 丁寧
- 慎重
- 完璧
- 精緻
- 周到
例文:
- 杜撰な計画は失敗に終わる。
- 杜撰な工事は事故のもとになる。
- 彼の仕事はいつも杜撰だ。
注意点:
「杜撰」は、物事に対していい加減な態度を表す言葉です。 人の性格や能力に対して使うのは適切ではありません。
補足:
「杜撰」は、日常会話やビジネスシーンでよく使われる言葉です。 物事がいいかげんで、誤りが多いことを批判するときに用いられます。