「立錐の余地もない」とは、錐(きり)の先を立てるほどのスペースもないことから、人が非常に密集していて、身動きも取れないほど混雑している様子を表す慣用句です。
類義語
- 人山人海
- 肩が触れ合う
- 満員電車
- ラッシュアワー
- 芋洗い
対義語
*ガラガラ
- 広々
- ゆったり
- スカスカ
例文
- 人気アーティストのライブ会場は、立錐の余地もないほどの人で溢れていた。
- 年末のセール会場は、立錐の余地もないほどの混雑で、買い物どころではなかった。
- 通勤ラッシュの電車は、立錐の余地もないほどぎゅうぎゅう詰めだった。
補足
「立錐の余地もない」は、非常に混雑している様子を強調したい時に使うと効果的です。
英語表現
「立錐の余地もない」は、英語で"packed to the rafters"や"not an inch to spare"などの言葉で表現できます。
例文
- The concert hall was packed to the rafters with fans.
- The train was so crowded that there wasn't an inch to spare.
参考URL:
立錐の余地もない(りっすいのよちもない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書