「雨後の筍」とは、雨が降った後に竹の子が次々に生えてくるように、物事が次々と現れる様子を表す慣用句です。
由来
竹の子は、雨が降った後に一気に成長し、地面から顔を出すことから、この慣用句が生まれました。
使い方
- 新しいお店が雨後の筍のように次々とオープンしている。
- インターネットの普及により、新しい情報が雨後の筍のように現れる。
- 彼の才能は、雨後の筍のように次々と開花した。
類義語
- 次々と
- 続々と
- 枚挙に暇がない
- 雨湧き水湧き
- 百花斉放
対義語
- 少ない
- 稀
- 一向に現れない
- 途絶える
例文
- 最近、アイドルグループが雨後の筍のようにデビューしている。
- 新しい技術が雨後の筍のように開発されている。
- 彼の周りには、いつも新しい人が雨後の筍のように現れる。
補足
「雨後の筍」は、ポジティブな意味で使われることが多いですが、ネガティブな意味で使われることもあります。
例えば、
- 粗悪な製品が雨後の筍のように現れる
- 問題が雨後の筍のように出てくる
など
英語表現
「雨後の筍」は、英語で"spring up like mushrooms after the rain"や"appear like bamboo shoots after a spring rain"などの言葉で表現できます。
例文
- New businesses have been springing up like mushrooms after the rain.
- New information appears like bamboo shoots after a spring rain.
雨後の筍は、変化の速い現代社会を象徴する言葉と言えるでしょう。
常に新しい情報や物事に目を向けることが大切です。