「堂々巡り」とは、 同じことを繰り返して進展がないことを表す慣用句です。
読み方
どうどうめぐり
意味
- 同じことを繰り返して進展がないこと
- 同じ場所をぐるぐる回るように、考えや議論などが同じところをぐるぐる回る
語源
- 仏教用語で、仏像や仏堂の周りをぐるぐる回る儀式から
使い方
- 議論が堂々巡りになってしまった。
- 彼は、同じ失敗を繰り返して堂々巡りしている。
- 問題解決のためには、堂々巡りを避けて、新しい視点が必要だ。
類義語
- 悪循環
- ループ
- 堂々回り
- 堂々めぐり
- 同じことの繰り返し
対義語
- 進展
- 解決
- 突破
- 前進
- 新しい視点
例文
- 会議は、同じ意見の繰り返しで堂々巡りになってしまった。
- 彼は、ダイエットを始めては挫折を繰り返して、堂々巡りしている。
- この問題を解決するためには、堂々巡りを避けて、新しい解決策を見つける必要がある。
補足
「堂々巡り」は、ネガティブな意味合いを持つ言葉です。
問題解決のためには、
新しい視点から考えたり、
別の方法を試したりすることが必要です。
英語表現
- go around in circles
- beat around the bush
- get nowhere
- make no progress
- be stuck in a rut
例文
- The discussion went around in circles and made no progress.
- He's been beating around the bush about his feelings for her.
- We need to find a way to break out of this rut and make some progress.
「堂々巡り」を避けるためには、
問題の本質を見極め、
解決策を導き出すための
明確な思考が必要です。