「らっぱを吹く」とは、大げさに言う、ほらを吹くという意味の慣用句です。
- 実際にラッパを演奏する
金管楽器であるラッパに息を吹き込み、音階やメロディーを演奏することです。
- 運動会の応援でラッパを吹く
- 軍隊で起床ラッパを吹く
- ファンファーレを吹く
- 大げさに言う、ほらを吹く
実際に吹いていないのに、あたかも吹いているように大げさに振る舞うことから、根拠のない話や大げさな話を吹聴することを意味します。
- 彼はいつも自分の武勇伝をラッパを吹いて話す
- まだ何も決まっていないのに、昇進の話ばかりラッパを吹く
- 彼はいつもできないことをラッパを吹いて、周りを困らせる
例文
- 運動会の徒競走で、彼がゴールテープを切ったとき、応援団がラッパを吹いた。
- 新入社員が、前職での経験をラッパを吹いて話していた。
- 彼はいつも自分の才能をラッパを吹くが、実際には何もできない。
類義語
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- 演奏する、吹奏する、鳴らす
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- 大言壮語する、ほらを吹く、誇張する
対義語
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- 黙る、静かにする
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- 謙遜する、控えめに話す
注意点
- 2の意味で使う場合は、相手を不快にさせる可能性があるので注意が必要です。
補足
- ラッパは、遠くまで音が届くことから、情報を伝えたり、人々を集めたりするのに使われてきました。
- ラッパの音は、力強く、威勢の良いイメージがあります。