「下駄を預ける(げたをあずける)」とは、自分の身のふり方、あることの決断などを他に一任することです。
- ある問題について、その処理の方法や責任などを誰かに一任すること。
- 自分の身のふり方、あることの決断などを他に一任すること。
語源
- 下駄は脱ぎ履きしやすい履物なので、下駄を預けるということは、自由に行動できなくなることを意味します。
- 転じて、自分の意思決定を他人に委ねるという意味になったと考えられます。
使い方
- この案件は、君に下駄を預けるよ。
- 将来のことは、親に下駄を預けていた。
- 彼には、全てを下駄を預けるつもりだ。
類義語
- 一任する
- 任せる
- 委託する
- 信頼する
- 託す
英語表現
- leave it to someone
- entrust someone with something
- put someone in charge of something
- hand something over to someone
- rely on someone
例文
- A: このプロジェクトは、君に下駄を預けるよ。
- B: 任せてください。全力で取り組みます。
- A: 君なら、うまくやってくれると信じている。
注意点
- 「下駄を預ける」は、相手への信頼が込められた表現です。
- 責任重大な案件を任せる場合などに使用されます。
その他
- 「下駄を預ける」は、相手への信頼だけでなく、責任の所在を明確にするという意味合いもあります。
- 誰かに下駄を預ける際には、事前にしっかりと話し合い、お互いの理解を深めることが大切です。