「二束三文」とは、値段がきわめて安いこと、捨て売りにする値段という意味の慣用句です。
語源
- 昔、金剛草履が二足でわずか三文の値段で売られていたことから。
使い方
- 彼は、古着を二束三文で売り払った。
- その店は、閉店セールで商品を二束三文で売っていた。
- 彼は、才能があるのに、自分の作品を二束三文で売り渡してしまう。
類義語
- 安い
- 投げ売り
- たたき売り
- 安値
- 廉価
英語表現
- cheap
- dirt cheap
- a bargain
- a steal
- a good deal
例文
- A: 彼は、いつも安い服を着ているよね。
- B: 彼は、お金がないから、二束三文の服を買っているんだ。
- A: それでも、おしゃれに気を使っているよね。
注意点
「二束三文」は、ネガティブな意味合いを持つ言葉です。
その他
「二束三文」は、物の価値を低く見積もる表現として使われます。
しかし、物には値段以上の価値がある場合もあります。
物の価値は、値段だけで決まるものではありません。
参考資料
- 故事成語ことわざ辞典: https://kotowaza-dictionary.jp/
- 四字熟語オンライン: https://yoji.jitenon.jp/