「右の耳から左の耳」とは、聞いたことをすぐに忘れてしまう、または聞き流してしまうという意味の慣用句です。
意味
- 右耳から入った音が左耳から出てしまうように、聞いたことがすぐに頭から抜けてしまう。
- 聞いているふりをしながら、全く別のことを考えている。
- 真剣に聞いていない。
類義語
- 聞き耳を持たない
- 聞き流す
- 耳を貸さない
- 馬耳東風
- 牛耳東風
例文
- 先生の話はいつも右の耳から左の耳に抜けてしまう。
- 彼には何度言っても理解できない。右の耳から左の耳に聞こえているようだ。
- 彼女はいつも自分の話ばかりで、人の話は右の耳から左の耳に聞いている。
使い方
「右の耳から左の耳」は、人の注意散漫さや無関心を表現する時に使われます。
例文
- 注意してもすぐ忘れるので、もう何も言えません。右の耳から左の耳に聞こえているようです。
- 彼の話はいつも長くて退屈だ。右の耳から左の耳に聞いてしまう。
- 重要な話なのに、右の耳から左の耳に聞き流すなんて信じられない。
注意点
「右の耳から左の耳」は、相手を批判するようなニュアンスを含んでいる場合があります。
使う場合は、相手を不快にさせないように注意が必要です。
英語表現
- in one ear and out the other
- pay no attention to
- turn a deaf ear to
- listen with half an ear
- let it go in one ear and out the other
その他
「右の耳から左の耳」は、日常会話でよく使われる慣用句です。
意味や使い方を理解しておくと、コミュニケーションがよりスムーズになります。
参考URL:
右の耳から左の耳(みぎのみみからひだりのみみ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書