「 六十の手習い」とは、 年をとってから物事を習い始めることのたとえ。
読み方: ろくじゅうのてならい
意味:
- 60歳で習字を始めること。
- 年をとってから物事を習い始めることのたとえ。
例文:
- 定年退職を機に、絵画の六十の手習いを始めた。
- パソコン教室に通って、六十の手習いをしている。
- 還暦を迎えた母は、ピアノの六十の手習いを始めた。
類義語:
- 老後の楽しみ
- 生涯学習
- 学問に励む
- 新しいことに挑戦する
- 向上心を持つ
対義語:
- 年寄りくさくなる
- 老化
- 怠惰
- 無気力
補足:
- 「六十の手習い」は、もともと江戸時代の禅僧の言葉が由来とされています。
- 近年では、高齢化社会の影響もあり、様々な分野で「六十の手習い」が盛んになっています。
関連表現:
- 定年退職
- 老後
- 生涯学習
- 学び直し
- 新しい趣味
参考:
- 六十の手習い - goo国語辞典: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%85%AD%E5%8D%81%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%BF%92%E3%81%84/
- 六十の手習い - コトバンク: https://kotobank.jp/word/%E5%85%AD%E5%8D%81%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%BF%92%E3%81%84-663358
例文:
- 定年退職を機に、ずっとやりたかった絵画の六十の手習いを始めた。最初はうまく描けなかったが、毎日練習を続けた結果、今では作品展に出展するほどの実力になった。
- パソコン教室に通って、六十の手習いをしている。最初はキーボードの操作も覚えるのが大変だったが、今ではインターネットで調べ物をしたり、メールを送ったりできるようになった。
- 還暦を迎えた母は、ピアノの六十の手習いを始めた。子供の頃は習っていたピアノだったが、大人になってからは全く弾いていなかった。しかし、練習を積み重ねるうちに、昔の曲を再び弾けるようになった。
会話例:
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A: 定年退職したら、何をしたい?
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B: 私は、六十の手習いで絵画を習いたい。
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A: うちの母は、最近パソコン教室に通い始めたんだ。
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B: 六十の手習いだね。
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A: 私の祖父は、還暦を迎えてからピアノを始めたんだ。今では、家族の前で演奏を披露するほど上手になったよ。
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B: すごいね。六十の手習いでも、努力すれば何でもできるんだね。