「煙に巻く」とは、故意に曖昧な言い方をして、真相を隠したり、ごまかしたりすること。
読み方: けむにまく
意味:
- 大げさに言いたてて、相手をまどわせる。
- 相手があまりよく知らないようなことを一方的に言い立てたりして、茫然(ぼうぜん)とさせる。
- 故意に曖昧な言い方をして、真相を隠したり、ごまかしたりする。
例文:
- 彼はいつも煙に巻いて、何を考えているのかわからない。
- 大臣は記者会見で、具体的な説明をせずに煙に巻いた。
- 詐欺師は巧みな話術で、被害者を煙に巻いた。
類語:
- 言い紛らす (いいまぎらす)
- ごまかす
- 糊塗 (こと)する
- 煙幕 (えんまく)を張る
- 言い逃れ (いいのがれ)
対義語:
- 明確にする
- 正直に話す
- 真実を伝える
補足:
「煙に巻く」は、煙が視界を遮るように、真相や意図を隠す様子を表す慣用句です。相手を欺いたり、責任を逃れたりするために使われることが多い言葉です。