「減らず口を叩く」とは、負け惜しみや生意気な態度で、文句や反論を言い続けることです。
意味
「減らず口」は、「減らない口」という意味で、どんなに言い返しても、言い返す言葉が尽きることなく、反論し続ける様子を表しています。
使い方
「減らず口を叩く」は、以下のような状況で使われます。
- 子供が、叱られても言い訳ばかりする。
- 負け惜しみで、相手を挑発するようなことを言う。
- 理屈っぽく、自分の意見を押し通そうとする。
例文
- 彼は、成績が悪くても、先生に減らず口を叩く。
- 彼女は、彼氏に振られても、減らず口を叩いて、逆上している。
- あの人は、いつも減らず口を叩いて、周囲を困らせている。
類義語
- 屁理屈を言う
- 逆ギレする
- 言い訳をする
- 負け惜しみを言う
- 悪態をつく
- 文句を言う
- 反抗する
- 抵抗する
- 言い返す
- 言い募る
対義語
- 素直に聞く
- 謝る
- 反省する
- 従う
補足
「減らず口を叩く」は、基本的にネガティブな意味合いを持つ言葉です。しかし、状況によっては、ユーモラスな意味合いで使われることもあります。
例えば、子供が親に減らず口を叩いても、それが可愛らしい様子であれば、微笑ましく見守ることもあります。
また、議論の場において、自分の意見をしっかりと主張するために、減らず口を叩く場合もあります。
このように、「減らず口を叩く」という言葉は、状況によって様々な意味合いを持つので、文脈に合わせて解釈することが重要です。