「目が眩む」とは、強い光によって視力が一時的に失われる または 心を奪われて正しい判断ができなくなるという二つの意味を持つ言葉です。
- 強い光によって視力が一時的に失われる
太陽光やスポットライトなどの強い光を見たとき、目がくらんで何も見えなくなることがあります。これが、「目が眩む」の最も一般的な意味です。
例文
- 真夏の太陽光は、目が眩むほど強烈だった。
- ステージ上のスポットライトが、観客の目を眩ませた。
- 雪景色は、太陽の光を反射して、目が眩むほどだった。
- 心を奪われて正しい判断ができない
美しいものを見たり、強い感動を覚えたりしたとき、理性を失って判断力が鈍ることがあります。この状態を、「目が眩む」と表現します。
例文
- 彼女の美しさに、彼は目が眩んでしまった。
- 宝くじに当選した彼は、目が眩んで、冷静な判断ができなくなった。
- 彼の演説は、聴衆を熱狂させ、目が眩むような興奮状態にさせた。
類義語
- 目がくらむ
- 目が回る
- 目が潰れる
- 目が霞む
- 目が痛む
- 目が疲れる
- 目が乾く
- 目が充血する
- 目が腫れる
- 目が痒い
対義語
- 目が覚める
- 目が冷める
- 冷静になる
- 理性を保つ
- 判断力を保つ
- 客観的に見る
- 冷静に判断する
補足
「目が眩む」は、状況によってポジティブな意味とネガティブな意味の両方を持ちます。
強い光によって視力が失われる場合は、ネガティブな意味合いになります。一方、美しいものを見たり、感動を覚えたりして理性を失う場合は、ポジティブな意味合いになることもあります。
文脈をよく理解して、「目が眩む」という言葉を使うようにしましょう。
その他
「目が眩む」は、以下のような表現でも使われます。
- 目が回るほど忙しい
- 目が飛び出るほど驚く
- 目が覚めるようなアイデア
これらの表現は、「目が眩む」の本来の意味から派生したものです。