「もぬけの殻」とは、人がいなくなった場所や、物が何もなくなった状態を表す言葉

「もぬけの殻」とは、人がいなくなった場所や、物が何もなくなった状態を表す言葉です。

意味

「もぬけ」は、「抜け殻」のことで、蝉や蛇が脱皮した後の殻のように、何も中身のない状態を表しています。

使い方

「もぬけの殻」は、以下のような状況で使われます。

  • 家から人が全員出かけて、誰もいない状態
  • 店の商品が全て売り切れて、何も残っていない状態
  • 会社が倒産して、誰もいなくなったオフィス

例文

  • 今日は家族全員が外出しているので、家はもぬけの殻だ。
  • セールで商品のほとんどが売り切れてしまい、店内はもぬけの殻だった。
  • 会社が倒産して、かつて活気に満ちていたオフィスは、もぬけの殻となった。

類義語

  • 空っぽ
  • 空虚
  • 無人
  • 人影も無い
  • 物音一つしない
  • 静まり返っている
  • 荒廃している
  • 寂しい
  • 虚しい

対義語

  • 活気がある
  • 人がいる
  • 物がある
  • 賑やか
  • 充実している
  • 豊か
  • 繁栄している

補足

「もぬけの殻」は、単に人がいない、物がないというだけでなく、そこにあったものが失われてしまったことによる寂しさや虚しさも表しています。

例えば、家族が旅行で家を空けた場合、「家はもぬけの殻だ」と表現できますが、この場合の「もぬけの殻」には、単に家が空っぽであるだけでなく、家族がいない寂しさも含まれています。

このように、「もぬけの殻」という言葉は、状況に合わせて様々な意味合いを持つので、文脈をよく理解して使うようにしましょう。

参考URL:
「もぬけの殻(もぬけのから)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です