「青菜に塩」とは、「青菜に塩を振りかけると、水分が抜けて萎れてしまうように、人が元気をなくして、しょげる様子を意味する慣用句です。
由来
「青菜」は、ほうれん草や小松菜など、葉っぱの青い野菜のことです。
青菜に塩を振りかけると、葉っぱから水分が出てきて、しおれてしまいます。
この様子が、人が元気をなくして、しょげている様子に似ていることから、「青菜に塩」という慣用句が生まれました。
使い方
「青菜に塩」は、以下のような状況で使われます。
- 恋愛で失恋した人
- 仕事で失敗した人
- 大切な人を亡くした人
例文
- 彼女は、彼氏に振られて、すっかり 青菜に塩 のようになってしまった。
- 彼は、仕事で大きな失敗をして、 青菜に塩 のような顔をしている。
- おばあさんは、夫を亡くしてから、 青菜に塩 のように元気がなくなった。
類義語
- 元気をなくす
- しょげる
- うなだれる
- 肩を落とす
- 落ち込む
- 憂鬱になる
- 悲観的になる
- 打ちひしがれる
- 意気消沈する
対義語
- 元気になる
- 励む
- 張り切る
- 意欲的になる
- 希望を持つ
- 前向きになる
- 積極的になる
- 元気ハツラツ
- 生き生き
補足
「青菜に塩」は、人の気持ちが大きく落ち込んだ状態を表現する言葉です。
使い方には注意が必要です。