「顔が立つ」とは、世間に対して面目が保たれるという意味です。
由来
「顔」は、ここでは、名誉や面子を表します。
使い方
「顔が立つ」は、以下のような状況で使われます。
- 人から頼み事を聞いて、断ることができないとき
- 自分の意見を主張できないとき
- 嫌なことを引き受けなければならないとき
例文
- 彼は、上司に頼まれて断ることができず、顔をつぶしてしまった。
- 彼女は、みんなの前で意見を曲げ、顔をつぶしてしまった。
- 彼は、嫌な仕事でも、顔をつぶして引き受けた。
類義語
- 面目が立つ
- 名誉が保たれる
- 体裁が保たれる
- プライドが守られる
- 世間体が良い
- 沽券に関わる
- 恥をかかない
- 格好がつく
- 箔が付く
対義語
- 面目が潰れる
- 名誉が傷つく
- 体裁が崩れる
- プライドが傷つく
- 世間体が悪い
- 沽券に関わる
- 恥をかく
- 格好がつかない
- 箔が剥げる
補足
「顔が立つ」は、ポジティブな意味合い で使われることもありますが、ネガティブな意味合い で使われることもあります。
文脈に合わせて、適切な意味合いで使うようにしましょう。