「赤貧洗うがごとし」とは、非常に貧しくて、何も持ち物がない様子を表す慣用句です。
由来
「赤貧」は、真っ赤に燃えるような極貧を表し、「洗うがごとし」は、洗い流したように何も残っていない様子を表します。
使い方
「赤貧洗うがごとし」は、以下のような状況で使われます。
- 非常に貧しい人
- 家財道具など何も持っていない人
- 路頭に迷う人
例文
- 彼一家は、火事で家を失い、赤貧洗うがごとしとなった。
- 彼女は、借金取りから逃げて、赤貧洗うがごとしの生活を送っていた。
- 彼らは、戦争で全てを失い、赤貧洗うがごとしの状態だった。
類義語
- 一文無し
- 無一文
- 貧乏
- 困窮
- 窮迫
- 困苦
- 飢寒
- 窮乏
- 貧困
対義語
- 富裕
- 裕福
- 金持ち
- 長者
- 大金持ち
- 成金
- 富豪
- 財閥
- 富裕層
補足
「赤貧洗うがごとし」は、非常に強い表現であり、深刻な貧困状態 を表すときに使われます。
現代社会でも、貧困問題 は多くの人にとって身近な問題であり、 この慣用句 は、そのような問題を考えるきっかけを与えてくれます。