「禍は口から(わざわいはくちから)」とは、軽はずみな発言が災いを招くことがあるという意味。
意味:
- 軽はずみな発言が災いを招くことがある。
- 言葉遣いには注意が必要。
- 発言前にしっかりと考えることが大切。
語源:
- 中国の晋代の学者、傅玄の「口銘」という文章の一節から。
- 病は口から入る食べ物や飲み物が原因で起こることが多く、災難は口から出る言葉がもとで引き起こされる場合が多いという意味。
例文:
- あの人は口が軽いから、つい余計なことを言ってトラブルになることが多い。まさに禍は口からだね。
- 大切な商談の前は、禍は口からということを忘れずに、発言に注意しよう。
- 彼は、発言前にしっかりと考えることで、禍は口からという教訓を実践している。
類義語:
- 言禍
- 言は刃物
- 言は金なり、沈黙は金なり
- 軽はずみな発言
- 口は災いの元
対義語:
- 慎重な発言
- よく考える
- 言葉遣いに注意する
- 沈黙を守る
- 思慮深い
注意点:
- 禍は口からという言葉は、発言の全てが悪いという意味ではない。
- 状況や相手に合わせて、適切な言葉遣いを心がけることが大切。
補足:
- 禍は口からという言葉は、世界中の様々な文化に見られる。