「青は藍より出でて藍より青し」とは、弟子が師を超えるほどの優れた才能を発揮すること。
意味:
- 弟子が師を超えるほどの優れた才能を発揮すること。
- 学問や技術は、師から学んだとしても、それをさらに発展させ、より優れたものにすることができる。
語源:
- 中国の戦国時代の思想家、荀子の著書「荀子」の「勧学篇」にある一節から。
- 藍という植物から作られる藍染めの色は、元の藍よりもさらに鮮やかな青色になることから、この言葉が生まれた。
例文:
- 彼は、父の指導を受け継ぎ、さらにそれを発展させ、今では父を超える名医となった。まさに青は藍より出でて藍より青しだ。
- 若い研究者が、従来の理論を覆す画期的な発見をした。青は藍より出でて藍より青しの例と言えるだろう。
- 彼女は、厳しい師匠の下で修行を積み、今では師匠を超えるほどの技術を身につけた。青は藍より出でて藍より青しとはまさにこのことだ。
類義語:
- 出藍の誉
- 後生畏るべし
- 青出于藍而胜于蓝
- 弟子が師を超える
- 学問は稽古によって深まる
対義語:
- 師匠を超えられない
- 才能がない
- 努力が足りない
- 学問を怠る
- 停滞
注意点:
- 青は藍より出でて藍より青しという言葉は、師弟関係だけでなく、あらゆる分野において用いることができる。
- 常に学び続け、向上心を持つことが大切。
補足:
- 青は藍より出でて藍より青しという言葉は、世界中の様々な文化に見られる。
参考URL:
青(あお)は藍(あい)より出(い)でて藍(あい)より青(あお)し | 今週のことわざ(三省堂辞書編集部) | 三省堂 ことばのコラム