「青は藍より出でて藍より青し」とは、弟子が師を超えるほどの優れた才能を発揮すること

「青は藍より出でて藍より青し」とは、弟子が師を超えるほどの優れた才能を発揮すること。

意味:

  • 弟子が師を超えるほどの優れた才能を発揮すること。
  • 学問や技術は、師から学んだとしても、それをさらに発展させ、より優れたものにすることができる。

語源:

  • 中国の戦国時代の思想家、荀子の著書「荀子」の「勧学篇」にある一節から。
  • 藍という植物から作られる藍染めの色は、元の藍よりもさらに鮮やかな青色になることから、この言葉が生まれた。

例文:

  1. 彼は、父の指導を受け継ぎ、さらにそれを発展させ、今では父を超える名医となった。まさに青は藍より出でて藍より青しだ。
  2. 若い研究者が、従来の理論を覆す画期的な発見をした。青は藍より出でて藍より青しの例と言えるだろう。
  3. 彼女は、厳しい師匠の下で修行を積み、今では師匠を超えるほどの技術を身につけた。青は藍より出でて藍より青しとはまさにこのことだ。

類義語:

  • 出藍の誉
  • 後生畏るべし
  • 青出于藍而胜于蓝
  • 弟子が師を超える
  • 学問は稽古によって深まる

対義語:

  • 師匠を超えられない
  • 才能がない
  • 努力が足りない
  • 学問を怠る
  • 停滞

注意点:

  • 青は藍より出でて藍より青しという言葉は、師弟関係だけでなく、あらゆる分野において用いることができる。
  • 常に学び続け、向上心を持つことが大切。

補足:

  • 青は藍より出でて藍より青しという言葉は、世界中の様々な文化に見られる。

参考URL:
青(あお)は藍(あい)より出(い)でて藍(あい)より青(あお)し | 今週のことわざ(三省堂辞書編集部) | 三省堂 ことばのコラム

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