「思案に余る」 は、考え抜いても解決策が見つからず、どうすれば良いか困ってしまう という意味の表現です。
意味
- 考えを巡らせても、解決策が見つからず行き詰ってしまう
- どうしようもないほど困り果ててしまう
解釈
「思案」は、考えを巡らすこと、「余る」は、有り余るほどであること、または、必要以上に多いことを意味します。
つまり、考えを巡らせても解決策が見つからず、どうすれば良いか困り果ててしまう という意味です。
使い方
「思案に余る」は、以下のような場面で使われます。
- 困難な問題に直面し、解決策が見つからないとき
- 予期せぬ問題が発生し、どう対応すれば良いかわからないとき
- 非常に困った状況に陥ったとき
例文
- この問題は思案に余る。
- 思案に余る状況に、途方に暮れてしまった。
- 彼も思案に余っている様子だった。
類義語
- 困り果てる
- 行き詰まる
- 途方に暮れる
対義語
- 解決する
- 問題解決
- 余裕
注意点
「思案に余る」は、非常に困った状況を表す表現です。
そのため、使う場面によっては、相手に不安を与えてしまう可能性があります。
*参考URL:
思案に余る(しあんにあまる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
参考例
- 会社が倒産するかもしれないというニュースを聞き、思案に余った。
- 子供が突然病気になったため、思案に余って、どうすれば良いかわからなかった。
- 彼は彼女に振られたショックで、思案に余っている様子だった。