「赤子の手をひねる」とは、非常に簡単で、何の苦労もせずにできること。
読み方: あかごのてをひねる
意味:
- 非常に簡単で、何の苦労もせずにできること。
- 抵抗する力もない弱者に対して、一方的に自分の思い通りにすること。
語源:
- 赤子の手をひねることは、抵抗のない赤ん坊の手をひねることは、きわめて容易なところから。
例文:
- この問題は、赤子の手をひねるような簡単な問題だ。
- 彼なら、この仕事を赤子の手をひねるようにやってしまうだろう。
- 力で弱い者いじめをするのは、赤子の手をひねるようなものだ。
類義語:
- 朝飯前
- 易如反掌
- わけない
- たやすい
- 簡単
対義語:
- 困難
- 難解
- 複雑
- 苦労
- 努力
補足:
- 「赤子の手をひねる」という言葉は、単純に簡単なことを表すだけでなく、弱者に対して力を行使することの容易さを表す場合にも使われます。
参考:
- 故事成語辞典
- ことわざ辞典
- Wikipedia
その他
- 「赤子の手をひねる」は、日本語独特の表現です。英語では、「easy as pie」、「a piece of cake」、「child's play」などの表現が近い意味になります。