「蟷螂の斧」とは、弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。
読み方: とうろうのおの
意味:
- カマキリが前足を上げて、大きな車の進行を止めようとする意から、弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。
- 無謀で、身のほどをわきまえない行いをすることのたとえ。
由来:
- 中国の思想家・荘子の『荘子』にある「人間世」に出てくる、蘧伯玉という賢者のことばから。
類義語:
- 蜉蝣の撼
- 螳螂捕蝉黄雀在後
- 鶏口牛後
- 不自量力
- 不自惜
対義語:
- 智謀を用いる
- 慎重に行動する
- 敵を分析する
- 勝算を立てる
例文:
- 大企業に立ち向かうのは、蟷螂の斧のようなものだ。
- 無謀な挑戦は、失敗に終わる可能性が高い。
- 蟷螂の斧にならないよう、自分の力量をわきまえて行動することが大切だ。
補足:
- 蟷螂の斧は、故事成語の一つであり、教訓として使われることが多いです。
- 自分の力量をわきまえずに行動することは、危険を招いたり、失敗を招いたりする可能性があります。
- 行動する前に、自分の力量や状況をよく分析することが重要です。