「ねじを巻く」とは、人の気持ちや態度を、より活発にさせるという意味。
- 物理的な意味
- ゼンマイ仕掛けの時計やオルゴールなど、ねじを巻くことで動力を得るものに対して、実際にねじを巻く動作を指します。
- 例文:
- 毎朝、オルゴールのねじを巻くのが日課だ。
- 古い置時計のねじが緩んでいたので、巻き直した。
- 比喩的な意味
- 人の気持ちや態度を、より活発にさせるという意味で使われます。
- 例文:
- チームの士気を高めるために、リーダーが檄を飛ばしてねじを巻いた。
- 試合前に監督が選手たちに檄を飛ばし、気持ちを奮い立たせた。
- 俗語的な意味
- 人を叱責したり、圧力をかけたりして、言うことを聞かせようとするという意味で使われます。
- 例文:
- 親にねじを巻かれて、渋々勉強を始めた。
- 上司にねじを巻かれて、嫌々仕事を始めた。
- その他
- ねじを締め付けるという意味で使われることもあります。
- 例文:
- 棚がグラグラしていたので、ねじを巻いてしっかり固定した。
例文
- オルゴールのねじを巻いて、美しいメロディーを聴いた。
- プレゼン前にチームメンバーに檄を飛ばし、士気を高めた。
- 親にねじを巻かれて、宿題をやり始めた。
類義語
- 動かす
- 活発にする
- 奮い立たせる
- 叱責する
- 圧力をかける
対義語
- 緩める
- 落ち着かせる
- 褒める
- 励ます
補足
- 「ねじを巻く」は、文脈によって様々な意味を持つので、注意が必要です。
- 特に、比喩的な意味で使われる場合は、相手を不快にさせないように注意する必要があります。