「筆舌に尽くしがたい」とは、言葉や文章で表現することができないほど、素晴らしいなどの感情を表す。
意味:
言葉や文章で表現することができないほど、素晴らしい、感動的、悲惨などの感情を表す。
読み方: ひつぜつにつくしがたい
語源:
- 筆は文章を書くための道具、舌は話すための器官を表す。
- これらの二つの手段を用いても、その感情を完全に表現することはできないことから、この言葉が生まれた。
類義語:
- 言語道断
- 形容しがたい
- 言いようがない
- 表現を超える
- 言葉では言い表せない
対義語:
- 簡単に説明できる
- 平凡な
- ありふれた
- 陳腐な
- 凡庸な
例文:
- 美しい景色を目の前に、筆舌に尽くしがたい感動を覚えた。
- 被災地の悲惨な状況は、筆舌に尽くしがたいものだった。
- 彼の演奏は、筆舌に尽くしがたいほど素晴らしかった。
補足:
「筆舌に尽くしがたい」は、非常に強い表現であるため、安易に使用すると、大げさになりすぎてしまう可能性があります。
本当に言葉では言い表せないほどの感情を表現したい場合にのみ、使用するのが適切です。
参考URL:
筆舌に尽くし難い(ひつぜつにつくしがたい)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書