「糠喜び」とは、あてがはずれて、あとでがっかりするような一時的な喜びを表す慣用句です。
由来
「糠」は、米を精白する時に出る粉のことです。糠は見た目は米に似ていますが、栄養価はほとんどありません。そのため、糠喜びは、見た目は喜びそうに見えても、実際には何の得もない喜び に例えられています。
例文
- 試験に合格したと思って喜んだが、実は不合格だった。まさに糠喜びだった。
- 宝くじに当たったと夢を見たが、起きてみたら夢だった。糠喜びもいいところだ。
類義語
- 空喜び
- 水泡に帰す
- 夢現
- 蜃気楼
- 徒労に終わる