「弘法筆を選ばず」とは、真に優れた技術を持っている人は、どんな道具を使っても良い結果を出せること。
意味:
- 真に優れた技術を持っている人は、どんな道具を使っても良い結果を出せる。
- 道具の良し悪しに左右されずに、自分の能力を発揮できる。
読み方: こうぼうふでをえらばず
類義語:
- 能書は筆を選ばず
- 良工は材を択ばず
- 名人上手は道具を選ばない
対義語:
- 下手の考え休まず
- 習うより慣れろ
例文:
- 彼は書道の名人なので、弘法筆を選ばず、どんな筆でも美しい字を書くことができる。
- 優秀なプログラマーは、どんなパソコンでも使いこなすことができる。
補足:
- このことわざは、唐代の書家である張旭に由来すると言われています。
- 現代では、スポーツ選手や芸術家など、様々な分野でこのことわざが使われています。