「明鏡止水」とは、澄んだ鏡と静かな水面のように、心が清らかで平静な状態を表す四字熟語です。
由来
- 明鏡:澄んだ鏡
- 止水:静かな水面
これらの言葉が合わさって、心を映す鏡と、波一つない静かな水面のように、心が清らかで平静な様子を表しています。
意味
明鏡止水 は、以下のような状況で使われます。
- 雑念や迷いがなく、冷静な判断ができる
- 動揺することなく、泰然自若としている
- 心が穏やかで、平和な気持ちである
明鏡止水 は、精神的な修養によって到達できる理想的な心の状態とされています。
例文
- 彼は、長年の修行によって明鏡止水 の境地に達した。
- どんな困難にも動じない彼の態度は、まさに明鏡止水 だ。
- 事件の渦中にあっても、彼女は明鏡止水 の心で冷静に対処していた。
類義語
- 泰然自若
- 臨機応変
- 心静か
- 平静
- 無心