「二の句が継げない」とは、驚きや恐怖で、次の言葉が思い浮かばないこと

「二の句が継げない」とは、驚きや恐怖で、次の言葉が思い浮かばないこと。

読み方: にのくがつげない

意味:

  1. 驚きや恐怖で、次の言葉が思い浮かばない。
  2. 非常に困って、どうしたらよいか分からない。

語源:

  • 雅楽で、朗詠の詩句を三段に分けて歌うときの第二段の詩句を「二の句」といいます。
  • 二の句は独唱から斉唱に移るため、高音を引き継ぐのに息が切れて困難なことから、とっさに次の言葉が出ない、見つからない場合などに「二の句が継げない。」 という言い方をします。

類語:

  • 息を呑む
  • 言葉もない
  • 呆然とする
  • 茫然自失
  • 魂消る
  • 度肝を抜かれる
  • 肝を冷やす
  • 肝を潰す

例文:

  • あまりに驚いて、二の句が継げなかった。
  • 彼の突然の死の知らせに、二の句が継げない。
  • 問題の難しさに、二の句が継げない。

注意点:

「二の句が継げない」は、主に驚きや恐怖などの感情を表す表現として使用されます。

補足:

「二の句が継げない」は、必ずしもネガティブな意味ではなく、感動や喜びなどの感情を表す場合にも使用できます。

英語表現:

  • be speechless
  • be struck dumb
  • be dumbfounded
  • be flabbergasted
  • be at a loss for words
  • be tongue-tied
  • be overwhelmed
  • be overcome

参考URL:
二の句が継げない(にのくがつげない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

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