「論陣を張る」とは、日本語の慣用句で、自分の意見や主張をしっかりと述べ、議論をリードする意味を持つ表現です。
意味
- 自分の意見や主張をしっかりと述べ、議論をリードする。
- 熱意と論理を武器に、相手を論破しようと議論する。
- 自分の立場を明確に示し、反対意見に反論する。
読み方
- ろんじんをはる
語源
- 「論陣」は、「論」と「陣」の二つの漢字から成り立っています。
- 「論」は、「議論する」という意味を表します。
- 「陣」は、「軍隊が陣を張る」という意味を表します。
- これらの意味から、「論陣を張る」は、「議論の場において、自分の陣地を築き、相手を論破しようとする」という意味になります。
使い方
- 「論陣を張る」は、主に政治家や評論家など、議論をリードする立場の人物に対して使われます。
- また、自分の意見を強く主張したい場合にも使うことができます。
例文
- 彼は昨日の討論会で、政府の政策に対して真っ向から論陣を張った。
- 彼女は環境問題について、熱弁をふるい論陣を張った。
類義語
- 持論を展開する
- 議論を主導する
- 自分の意見を主張する
- 反論する
対義語
- 黙る
- 意見を控える
- 従う
補足
- 「論陣を張る」は、ポジティブな意味合いで使われることが多いですが、場合によっては、強引に自分の意見を押し通そうとする様子を表すために、ネガティブな意味合いで使われることもあります。