「有頂天になる」 とは、非常に喜んだり、得意になったりして、冷静さを失ってしまうことを意味します。
語源:
- 有頂天 は、仏教用語で、色界の頂点にある天界を指します。
- 転じて、極めて幸福な状態を意味するようになりました。
使い方:
- 有頂天になる という形で使う
- 喜び や 得意 などの感情が強調される
例文:
- 宝くじに当たって、彼は有頂天になった。
- チームが優勝して、選手たちは有頂天になった。
- 彼女は、彼に褒められて有頂天になった。
類義語:
- 舞い上がる
- 歓喜する
- 興奮する
- 得意になる
- 調子に乗る
対義語:
- 冷静
- 謙虚
- 落ち着いている
補足:
- 有頂天 は、ポジティブな意味だけでなく、 冷静さを失って判断力が鈍る といったネガティブな意味合いも含まれます。
- 「天狗になる」 と同義で使われることもあります。
例文:
- 彼は昇進して有頂天になり、周囲を見下すようになった。
- 彼女は成功して有頂天になり、失敗の可能性を考えなくなった。
有頂天 は、喜びや得意といった感情を表現する言葉として、様々な場面で使用されています。しかし、冷静さを失わないこと も大切です。