「悪銭身に付かず」とは、不正な手段で得た金銭は、すぐに使い果たして残らないということ。
読み方: あくせんみにつかず
意味:
不正な手段で得た金銭は、すぐに使い果たして残らないということ。
例文:
- 彼はギャンブルで稼いだお金をすぐに使い果たしてしまい、「悪銭身に付かず」を実感した。
- 汚職で得た金は、いずれ必ず露見し、本人にも残らない。「悪銭身に付かず」という教訓を忘れるべきではない。
- 彼女は詐欺で手に入れたお金で贅沢な生活を送っていたが、すぐに全て使い果たし、借金まみれになってしまった。「悪銭身に付かず」という言葉通りだ。
類語:
- 苦労して稼いだ金は大事にする
- 悪いことは長続きしない
- 天罰
- 報い
対義語:
- 苦労せず楽して儲ける
- 不正
- 犯罪
補足:
「悪銭身に付かず」は、古くから言い伝えられていることわざです。不正な手段で得た金は、すぐに使い果たして残らないだけでなく、罪悪感や不安など、精神的な苦痛も伴うということを意味しています。