「現を抜かす」とは、あることに夢中になり、周りの状況に意識が向かなくなること。
読み方: うつつをぬかす
意味:
あることに夢中になり、周りの状況に意識が向かなくなる。
例文:
- 彼は、好きなゲームに夢中になり、電車を乗り過ごしてしまった。
- 彼女は、恋愛小説を読んでいて、呼びかけにも気づかなかった。
- 美しい景色に見とれて、足元に注意が向かず、転んでしまった。
類語:
- 夢中になる
- うっとりする
- 忘我になる
- 我を忘れる
- 恍惚とする
対義語:
- 集中する
- 注意する
- 警戒する
- 目を覚ます
補足:
「現を抜かす」は、必ずしもネガティブな意味ではありません。好きなことに夢中になることは、活力にもなります。しかし、周囲の状況に注意を払わないでいると、事故やトラブルに繋がることもあるので、注意が必要です。