「宝の持ち腐れ」とは、価値のあるものを持っているにもかかわらず、それを活用しきれていない状態を指すことわざです。
具体的な例
- 高価な楽器を持っているのに、演奏の練習をしない。
- 優秀な才能を持っているのに、努力をしない。
- 役立つ知識を持っているのに、それを活かせる仕事に就かない。
例文
- せっかく語学の才能があるのに、全く勉強しないなんて、宝の持ち腐れだ。
- あの会社は、優秀な社員をたくさん抱えているのに、それを活かしきれていない。宝の持ち腐れだよ。
類語
- 無用の長物
- 豚に真珠
- 猫に小判
- 箪笥の肥やし
対義語
- 人材活用
- 能力開発
- 潜在能力
- 適材適所
「宝の持ち腐れ」にならないために
- 自分の才能や能力を理解する。
- 自分の能力を活かせる目標を設定する。
- 目標達成のために努力する。
- 周囲の人の意見やアドバイスを聞く。
「宝の持ち腐れ」は、個人だけでなく、組織にとっても問題となります。
組織は、社員の能力を最大限に発揮できる環境を整える必要があります。