「言うは易く行うは難し」とは、口で言うのは簡単だが、実際に実行するのは難しいという意味のことわざです。
読み方
- いうはやすくおこなうはかたし
由来
- 中国の古典『書経』の一節「言之者無文、行之者有恆」から
意味
「言うは易く行うは難し」は、どんなに良いことを言っても、実行しなければ何の意味もないということを表しています。
使い方
「言うは易く行うは難し」は、以下のような場面で用いられます。
- 誰かが難しい目標を掲げたとき
- 誰かが実行が難しいことを言い出したとき
- 自分自身が目標を達成するために努力が必要だと感じたとき
例文
- ダイエットをしようと思っても、なかなか実行に移せない。まさに言うは易く行うは難しだ。
- 新しい事業を始めようと思っても、リスクが大きくて踏み切れない。言うは易く行うは難しだね。
- テストで良い点を取ろうと思っても、なかなか勉強できない。言うは易く行うは難しだな。
類義語
- 行動は言葉より雄弁
- 実践は理論より重要
- 知易行難
- 言行一致
- 絵に描いた餅
対義語
- 言行一致
- 軽々しく約束する
- 口だけ番長
- 絵空事
- 机上の空論
英語表現
- Easier said than done.
- Talk is cheap.
- Actions speak louder than words.
- It's not easy to walk the talk.
- Practice makes perfect.
注意点
「言うは易く行うは難し」は、単に他人を批判することわざではありません。目標を達成するためには、実行することが大切であることを思い出させてくれることわざです。
補足
「言うは易く行うは難し」は、古今東西で共通して使われている普遍的なことわざです。
参考資料
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