「二の矢が継げない」とは、最初の行動や発言の後、それに続く適切な行動や発言ができず、困ってしまう様子を表す慣用句です。
読み方
「にのやがつげない」
語源
弓矢を射る際に、最初の矢を射った後に、すぐに二の矢を射ることができない様子から、「二の矢が継げない」という言葉が生まれました。
意味
「二の矢が継げない」は、以下のような状況で使われます。
- 最初の行動や発言が失敗してしまい、その後どうすれば良いのか分からなくなる。
- 緊張やプレッシャーによって、本来の能力を発揮することができなくなる。
- 思いがけない質問や反論を受けて、答えに窮してしまう。
例文
- 面接で緊張してしまい、最初の質問に答えた後、二の矢が継げなくなった。
- プレゼンテーションでうまく話せなくなり、二の矢が継げなくなった。
- 彼は、彼女の質問に答えられず、二の矢が継げなかった。
類語
- 窮地に陥る
- 啞然
- 言葉に詰まる
- 返答に窮する
- 煮え湯を飲まされる
対義語
- 余裕
- 沈着冷静
- 泰然自若
- 臨機応変
- 巧みに切り抜ける
「二の矢が継げない」の使い方
「二の矢が継げない」は、自分の失敗や弱さを表現する慣用句です。
謙虚な気持ちで、自分の課題を認識し、改善しようと努力することが大切です。
また、ユーモアを交えて使うこともできますが、相手を傷つけないように注意する必要があります。